☆ヨツユビハリネズミを知ろう
☆ハリネズミのカラーバリエーション
☆ハリネズミの販売価格は?
がわかります!
ハリネズミの種類を知ろう
世界各国に生息するハリネズミですが、日本でペットとして親しまれているハリネズミは「ヨツユビハリネズミ」と呼ばれる種族です。
ヨツユビハリネズミ
背中に針があって丸まり、夜行性で昆虫食。これらの特徴をもつハリネズミはハリネズミ亜科に分類されます。
ハリネズミ亜科は5つの属から成り立ち、その一つのアフリカハリネズミ属に所属するヨツユビハリネズミがわたしたちのよく知るハリネズミです。
本来は南アフリカのサバンナに生息し、乾燥地や茂みで生活しています。
ペットになっているのはアルジェリアハリネズミとの交配種ともいわれています。
ヨツユビハリネズミは名前の通り後ろ脚の指が4本しかありません。
俗称としてピグミーヘッジホッグと呼ばれることもあります。
ハリネズミは以前「食虫目」に分類されていて、モグラやテンレックと同じ分類でした。
どちらかといえばモグラの仲間といわれているハリネズミですが、現在は違う「目」に属しています。
どんな色があるの?
ハリネズミの色を見分けるポイントは針、皮膚、被毛、マスク、目と鼻の色をチェックすること。
柄や顔のマーキングなど細かく分けるとさらに多く分類されますが、ここでは代表的なカラーを見ていきましょう。
ソルト&ペッパー
最もスタンダードなカラーです。
名前の通り白と黒で針が構成されていて、白一色の針は全体の5%未満。
皮膚は真っ黒でお腹の被毛は白。黒いマスク(鼻から目の下の被毛が濃い部分)があり、鼻も目も黒。
シナモン
かわいらしく優しい印象のあるシナモン。針は白く、シナモンブラウンのバンド(帯状に色が異なる部分)があって白一色の針は5%未満です。
皮膚はピンク色で腹部の被毛は白。マスクはなくて、鼻は茶褐色で目の色は黒。
アルビノ
色素の薄い神秘的な魅力をもつアルビノ。針はすべて白く、バンドはありません。
皮膚はピンク色で腹部の被毛は白。マスクはなくて、鼻はピンクで目の色は赤。
パイド
カラーではなくパターン(柄)の一種。
白い針によって作られる、ぶち模様があるハリネズミを指します。
個体によって模様がさまざまなのが特徴で、ピントと呼ばれることもあります。
ソルト&ペッパーパイドやシナモンパイドなど、カラーにより模様が大きく異なります。
スプリット
顔の左右で毛色が違ったり、顔にぶち模様が入っていたりする珍しいマーキングを持つハリネズミ。
販売価格が知りたい!
ハリネズミの販売価格は販売元やカラーによっても左右されることがありますが、相場は1~5万円前後だといわれています。
中でもパイドやスプリットは珍しいので、価格が高価に設定されることが多いようです。
また、飼育環境や原産国、輸入コストなどで値段の差が出るので、購入する場所でよく確認する必要があります。
ハリネズミをお迎えするときは、こちらの記事も参照してください↓

ハリネズミと一言でいっても、色や種類が豊富で見た目の個性もさまざまです。
見た目のかわいさもハリネズミ選びの基準の一つ。
みなさまが自分好みのハリネズミに出会えることを願っています。