ハリネズミは主食のフードのほかに副食を与えると栄養バランスがいいんじゃ!
副食は主に動物性のタンパク質を補うんだよ♪
副食は野菜や果物もOKなんじゃが、ハリネズミに与えてはいけない食品もあるから注意するのじゃ!
ハリネズミの副食ってなに?
副食とは簡単にいうと、主食で足りない分の栄養補助食と考えればOKです。
主食で補いきれない動物性タンパク質、ビタミン、繊維質を摂取することを目的とします。
しかし最近のハリネズミフードは栄養バランスも優れているので、無理に副食を与えなくてもいいという意見もあります。
副食を与えることはメリットもデメリットもあるので、ハリネズミの様子をよく見ながら適切に与えるようにしましょう。
副食を与えるメリット・デメリット
副食は上手に与えると栄養面にも優れ、ハリネズミの健康維持に大きく役立ちます。
ただし、与えすぎは禁物!
1日おきにする、量を調整するなどあくまでサブとして与えてください。
副食の種類
ミルワームなどの昆虫類
甲虫の幼虫ミルワームやコオロギ、アカミミズなど、主に虫さんが大好きなハリネズミ。
これらの昆虫類は動物性タンパク質が豊富で、歯の健康を保つのにも役立ちます。
昆虫類は生きたまま与える生餌と乾燥されたドライのものの2種類があり、ペットショップやネットで購入できます。
カロリーが高いため、与えすぎると肥満になる恐れがあるので要注意です。
ミルワームは生餌と乾燥タイプのどちらがおすすめ?
生餌のメリットは、ハリネズミの狩猟本能を満たすことができることです。
これを専門用語でエンリッチメントと呼び、野生に近づけることで動物本来の喜びや幸せを呼び覚ますことができます。
実際、食欲のない子でも動いている生餌を見せたらパクパク食いついたというエピソードもあるため、狩猟本能の高いハリネズミには生きたミルワームなどを与えることをおすすめします。
生餌のミルワームを与えるときは手で直接与えず、ピンセットなどを使うようにしましょう。
これは手のニオイと生餌のニオイが関連づけられてしまい、飼い主さんの手を噛むようになってしまうことを防ぐためです。
とはいえ、虫が苦手な飼い主さんもたくさんいらっしゃると思います。
そんなときは乾燥タイプの昆虫(ミルワームやコオロギなど)を与えることをおすすめします。
中には動いている虫や虫そのものが嫌いなハリちゃんもいるので、無理強いはせずに様子を見ながら与えましょう。
おでは虫が苦手なんだけど、飼い主は与えなくて済むから内心ホッとしていたみたいだよ!
人が食べる食品
鶏ささみやレバー
高タンパク低脂肪で嗜好性も高い食品です。
与えるときは必ず火を通して食中毒対策を行ってください。
ゆでたまご
しっかり茹でて少量に分け、冷ましてから与えましょう。
カッテージチーズ
与えるときは脂肪分の少ないものを選ぶようにしましょう。
ぽろぽろしていて食感も柔らかいので食べやすいです。
野菜・果物類
人参・かぼちゃ・サツマイモ・キャベツなど
野菜類はふかしたり茹でたりと、火を通してから与えましょう。
リンゴ・梨・バナナなど
果物は皮をむき、食べやすい大きさに刻んであげます。
いずれも与えすぎには要注意です!
あくまで繊維質を補うためとして、少量を補助的に与えましょう。
ピンクマウス
ピンクマウスとは生まれたばかりのねずみさんのことで、栄養価も嗜好性もバツグンです!
主に爬虫類ショップなどで手に入ります。
が……、見た目に抵抗がある人も少なくありません。
当サイトでは画像を掲載しないので、興味がある方は各自でお調べください。
ピンクマウスのなかにはミンチにされてソーセージ状になったものもありますので、どうしても与えてみたいときはそちらを試してみるとよいかもしれません。
冷凍されたピンクマウスは必ず常温で解凍してから与えるようにしましょう。
ハリネズミに与えてはいけないNG食品リスト
毒性の強い食品
アボカド・玉ねぎ・桃・ナッツ類など。
柑橘類
オレンジ・レモン・グレープフルーツなど。
人間の食べ物
チョコレートなどのお菓子類・ヨーグルト・調理済みの塩分の高い食品など。
口蓋にひっかかるもの
大きすぎるフード・レーズン・ドライフルーツなど。
おわりに
副食はバランスよく与えることで、ハリネズミの食生活を豊かにします。
与えすぎや食品の種類に気をつけ、楽しく食事ができるようにしましょう!
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