ハリネズミは夜行性だから、昼間に落ち着いて眠れる環境づくりが大切なのじゃ!
薄暗くてほどよい広さの寝床だとうれしいな♪
温度や湿度にも敏感だから季節によって寝床の素材を変えてあげるといいのじゃ!
おでは夏冬で素材を変えた寝袋で眠っているよ!
ハリネズミの寝床を用意しよう!
ハリネズミはモグラの仲間で、隠れることや薄暗い場所が大好きです。
寝床はハリネズミが安心できるよう、室内が明るくても薄暗いスペースを確保してあげることが大切です。
寝床を選ぶときはシェルターのように中に隠れられ、寝床内で十分に方向転換ができる広さのものがベストとなります。
また、寒暖対策のために季節に合わせて寝床の素材を変えてあげることも必要です。
寝床の種類とおすすめ度
木製の寝床
既製品、手作りどちらでも構いませんが、アレルギーが出る可能性があるので針葉樹製のものは避けるのが無難です。
ただし汚れがつくと落ちにくいため、こまめにお手入れする必要があります。
布製の寝床
既製品でかわいいデザインのものがたくさん販売されています。
作り方が簡単なので、お裁縫が得意であれば手作りでもいいでしょう。
布を選ぶときはフリースなどの目が詰まった生地がおすすめです。
布製の寝袋は丸洗いができてお手入れが簡単で、衛生も保てます。
ハリネズミは寝袋を掘ってしまうことが多いため、爪が引っかかりやすい素材は避けましょう。
糸がほつれると誤飲につながるので、縫うときは縫い目を細かくするよう配慮します。
岩や石製の寝床
大きさのある素焼きの植木鉢などがおすすめ。
ザラザラとした材質なので、よじ登ったときなどに爪が削れてやすりの代わりになります。
ただし汚れが落ちにくいことと、ちょうどよいサイズを見つけにくいことが難点です。
段ボールの寝床
段ボールなどで手作りしてもいいですね。
ただハリネズミがかじったり汚れたら使い切りだったりして耐久性はあまりよくありません。
頻繁に交換する必要があるので、他の寝床を準備するまでの代用品として使用したほうがよさそうです。
夏におすすめの寝床と冬におすすめの寝床
ハリネズミは気温や湿度にデリケートな動物です。
そのため夏は通気性がよくひんやり涼しいものを、冬は保温性や気密性の高い寝袋を選ぶなど、寝床の素材選びを配慮してあげましょう。
既製品と手作りの寝袋はどちらがいい?
お裁縫やDIYが得意な飼い主さんであれば、寝床は手作りでもいいですね。
手作りのメリットは布やデザインから自分で選べて、オリジナルの寝床が作れることです。
しかしみんながみんなお裁縫が得意なわけではありません……。
かくいうわたしも実はお裁縫があまり得意ではありません///
そのため既製品ラブ!で飼育用品は揃えていました。
(既製品はかわいくて材質も考慮されているし!!!)
しかし……
キッドくんの体重が500gを超え、なんと既製品の寝袋では窮屈になってしまったのです。
ここで飼い主はキッドくん用の寝袋を手作りする決意をしました。
布製の寝袋を手作りしよう!
寝袋を手作りするにあたって、参考にさせていただいた書籍はこちら。
サイズはキッドくんサイズ(おデブちゃん)のため、書籍のサイズより大きく作っています。
ご自身のハリちゃんの大きさに合わせて、サイズは調整してみてください。
外側になる布(綿生地)
内側になる布(フリースやスエット素材)
待ち針
ミシン
※あると便利ですが根気があれば手縫いでもOK!
外側になる生地を45×25cm、内側になる生地を55×25cmに断裁する。
中表になるように半分に折って、両端を縫います。
外側になる生地(表にくる生地)を裏返し、内側になる生地にかぶせます。
お互いの布がずれないよう袋に手を入れながら調整し、待ち針で留めます。
はみ出ている内側になる布を折り返し、さらに1cm谷折りして縫います。
ミシンで1周縫って完成!
※わたしは内側になる布を固定したくなかったため、⑥の工程はとばして作りました。
キッドくんは気に入ってくれるでしょうか……?
ちなみに現在は……
手作りの寝袋を作ってから早1年。
キッドくんはさらにモリモリと成長していきました。
おで、618gになっちゃった///
そしてついに手作りの寝袋もキツキツになってしまったため、現在は既製品のドーム型の寝袋を使用しています。
お手入れのために洗うのが少し大変ですが、ビッグサイズのハリネズミにはドーム型の寝袋もおすすめです。
おわりに
寝床は薄暗く、程よい広さで清潔を保てるものを選びましょう。
余裕がある場合はデザインや材質にこだわって手作りしてあげてもいいですね!
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